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基礎27. ボックスモデルの変更(display)

  1. 公開日:2016年05月25日
  2. 最終更新日:2022年08月10日

HTML・CSS

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ボックスモデルの種類について

ボックスモデルの種類はwidthheightmarginpaddingの指定が無効になるものがあり重要です。ほとんどの要素はブラウザのデフォルトCSSボックスモデルの種類が指定されていています。初級で初期値がブロックレベル、インラインと紹介している部分がそうです。
初級6. 要素の種類と記述のポイント
ブロックレベル要素は次の要素が折り返して表示、インライン要素は次の要素が横に並びます。
ここで紹介したdisplayの値以外にも種類があります。displayの詳細な情報は、「応用59. ボックスの種類の指定のプロパティ(display)」で紹介しています。

displayプロパティ(ディスプレイ)

ボックスモデルの種類を変更できます。bodyタグ内で使用できる要素はブラウザのデフォルトCSSボックスモデルの種類が設定されています。displayプロパティの値は今回紹介するもの以外にもあり「中級59. 要素の種類の指定(displayプロパティ)」でまとめて紹介しています。
ボックスモデルの種類を変更しても入れ子のルールが変わるわけではありません。注意してください。例えば段落タグ(p)内に見出しタグ(h1〜h6)を使うことはできません。

display: block;

ブロックレベルの要素になります。次の要素が折り返します。


<span>テキスト</span><span>テキスト</span>


/* span要素をブロックレベルに変更 */
span{
  display: block;
}

display: inline;

インラインの要素になります。次の要素が横に並びます。


<p>段落</p>
<p>段落</p>


/* p要素をインラインに変更 */
p{
  display: inline;
}

display: none;

指定した要素が非表示になります。他のテクニックと併用して使います。

まとめ

  • displayプロパティはボックスもの種類を変更することができる