ボックスモデルの種類について
ボックスモデルの種類はwidth、heightやmargin、paddingの指定が無効になるものがあり重要です。ほとんどの要素はブラウザのデフォルトCSSでボックスモデルの種類が指定されていています。初級で初期値がブロックレベル、インラインと紹介している部分がそうです。
初級6. 要素の種類と記述のポイント
ブロックレベル要素は次の要素が折り返して表示、インライン要素は次の要素が横に並びます。
ここで紹介したdisplayの値以外にも種類があります。displayの詳細な情報は、「応用59. ボックスの種類の指定のプロパティ(display)」で紹介しています。
displayプロパティ(ディスプレイ)
ボックスモデルの種類を変更できます。bodyタグ内で使用できる要素はブラウザのデフォルトCSSでボックスモデルの種類が設定されています。displayプロパティの値は今回紹介するもの以外にもあり「中級59. 要素の種類の指定(displayプロパティ)」でまとめて紹介しています。
ボックスモデルの種類を変更しても入れ子のルールが変わるわけではありません。注意してください。例えば段落タグ(p)内に見出しタグ(h1〜h6)を使うことはできません。
display: block;
ブロックレベルの要素になります。次の要素が折り返します。
<span>テキスト</span><span>テキスト</span>
/* span要素をブロックレベルに変更 */
span{
display: block;
}
display: inline;
インラインの要素になります。次の要素が横に並びます。
<p>段落</p>
<p>段落</p>
/* p要素をインラインに変更 */
p{
display: inline;
}
display: none;
指定した要素が非表示になります。他のテクニックと併用して使います。
まとめ
- displayプロパティはボックスもの種類を変更することができる